わくわく体験!府民みんなの「府民交流フェスタ」
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かいじょうしょうかい 会場紹介コンテンツ

府民交流フェスタ会場:京都府立植物園は日本一おもしろい、心やすらぐ植物園

平成22年度の第一回「あすkyoフェスタ2010」から、京都府立植物園を舞台に開催してきた府民交流フェスタ。会場である植物園は、「日本一おもしろい、心やすらぐ植物園」をコンセプトに運営される、四季折々に異なる姿を見せる植物園です。日本最大級の回遊式観覧温室の他、利用者の憩いの場として、カフェや休憩所、授乳スペースもあり、子供から大人まで一日中過ごせる、まさに「日本一おもしろい」植物園です。

京都市街地からほど近く、アクセスの便利な立地であるにも関わらず、甲子園球場の約6倍の広大な敷地面積には心癒される花や木々、珍しい熱帯や高山植物など約12000種類の植物が植えられています。

苦難を乗り越え発展してきた植物園

植物園 観覧温室入り口周辺の画像

 日本初の公立総合植物園として1924年1月に「大典記念京都植物園」として開園しました。
 園内に鎮座する半木神社とその周辺環境である、なからぎの森の原生林は開園前と同じ姿を今に残しています。

 1941年12月に太平洋戦争が始まると菜園が設けられ食糧増産の場として使用されました。1945年の終戦後、連合軍に接収され、連合軍の住宅地となり多くの樹木が伐採されます。その後ようやく返還され再整備を行い、1961年4月に憩いの場・教養の場として再開園を遂げました。

コロナ禍の苦難

 2020年・2021年は新型コロナウイルス感染症の対策として、幾度も休園を余儀なくされました。
 休園期間であってももちろん植物の栽培管理は必須であり、職員に1人でも感染者が出てしまうと完全封鎖から植物を枯らしてしまうのではないかという怖れと戦いながら、職員の業務時間をずらす等感染対策を徹底しました。
 残念な思いがありながらも、平時では閉園後にしか行えない伐採や剪定移植作業等を進めました。

土曜ミニミニガイドという職員が来園者に園内を案内するサービスにかえ、休園中の園内の様子を「オンラインミニミニミニガイド」としてweb動画により提供しました。

京都府立植物園ミニミニミニガイド バックナンバーから全ての動画をチェックできます。

四季折々に美しい植物

 季節ごとにさまざまな姿を見せてくれる植物園の木々。約12000種類の植物がそれぞれ見頃の時期に花を咲かせます。

冬から春にかけてが見頃の植物(1~4月)

シモバシラ
セツブンソウ
アマミアセビ
ブルビネラ・フロリブンダ
ソメイヨシノ
大しだれ桜
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 セツブンソウが咲く2月が過ぎ、アマミアセビ、ブルビネラが春を告げます。4月の主役は当然サクラ。ソメイヨシノを中心にライトアップで夜も楽しめます。

春から夏が見頃の植物(5〜8月)

ハンカチノキ
エキウム・ウィルドプレッティー
トビカズラ
バラ
ハス
キソウテンガイ
アフリカバオバブ
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 5月の主役はエキウム・ウィルドプレッティー。宝石の塔とも呼ばれる、2メートルを超える花の塔が林立して来園者の目を楽しませます。6月にかけて咲くバラも大人気。

秋から冬にかけて見頃の植物(9〜12月)

ヒガンバナ
ドラクラ ギガス
パンパスグラス
シクラメン・ヘデリフォリウム
フウセントウワタ
イロハモミジ 紅葉
コダチダリア
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 9月にヒガンバナが咲くと少しずつ涼しくなってきます。露地植えのシクラメン・ヘデリフォリウムを楽しんでいると秋はどんどん深まっていきます。コダチダリアが咲く頃には紅葉も真っ盛り。

秋の見頃、バラとコスモス

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 取材に伺った11月上旬には見頃を迎えた色鮮やかなコスモスが咲き、ばら園はさまざまな種類のバラで彩られていました。

秋の見頃、紅葉ライトアップ

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 11月下旬、紅葉がピークの時期にも取材に伺い、鮮やかな紅葉がライトアップされ幻想的な雰囲気でした。「紅葉ライトアップ」として、イロハモミジやメタセコイアなどの木々が光で彩られました。

通年の見頃、観覧温室・四季 彩の丘・桜林など

観覧温室
観覧温室
観覧温室
観覧温室
観覧温室
サルビア・レウカンタ
キブネギク
桜林 - 秋に花を咲かせる桜
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 観覧温室では、世界各国の高温多湿・乾燥地域に生息する植物に適した環境を常に管理されているため、一年を通して日本ではめずらしい植物の姿が楽しめます。
 四季 彩の丘では、シーズンごとに彩りの変化が楽しめます。取材時期(11月)、四季 彩の丘では鮮やかなサルビア・レウカンタ、四季 彩の丘の南にある水車近くでは、貴船神社とここ植物園でしか見られないキブネギク、桜林では秋冬に花を咲かせるめずらしい桜も見ることができました。

日本一おもしろくあるために

珍しい植物キソウテンガイの画像
左右の2枚の葉が伸び続ける、1000年生きるキソウテンガイ

 日本で3種揃った姿を見ることが貴重な「仏教三霊樹」や、気候的に難しいとされる熱帯植物の栽培など、植物に詳しい人でも楽しめる珍しい植物も揃っています。
 職員自ら熱帯や高山など現地へ調査に入り、環境管理について勉強したり、国内の植物園同士で植物の管理や入手について様々なコミュニケーションをとっています。

 府民にとって身近な存在である京都府立植物園。幼少のころから身近にあり、学校では校外学習で訪れます。大人になるとデートスポットとして利用し、家庭を持つと子供と、その後孫と訪れ、人生と共にある存在になっている人がたくさんいます。
 植物に詳しい人が見て楽しく、教養の場としておもしろく、人々の憩いの場として心地よい。そんな誰もがそれぞれの「おもしろい」を満たせる「日本一おもしろい」植物園です。

総合案内・アクセス

開園時間、休園日について

【開園時間】午前9時から午後5時まで(入園は午後4時まで)

【観覧温室開室時間】午前10時から午後4時まで(入室は午後3時30分まで)

【休園日】12月28日から1月4日まで

※ 季節やイベントによって開園・開室時間が異なる場合がありますので、本日の開園状況 でご確認ください。

入園料・駐車料について

一般高校生
入園料200円150円
年間パスポート1,000円750
団体割引(30人以上)160120
回数券(11枚綴)2,0001,500
学校団体割引(校外学習)80
共通券(植物園・陶板名画の庭)250200
一般高校生
温室観覧料200150
学校団体割引(校外学習)80
1回の料金最大料金
乗用車300円 / 1時間以内1,200円 / 1日
バス2,550円
駐輪無料

その他にも駐輪場や、ご利用に際してのご案内など詳細な情報は公式サイト、総合案内よりご覧ください。

アクセス

〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町

京都市営地下鉄「北山」下車3番出口すぐ